着衣水泳【高学年】
2025年7月14日 06時36分7月11日(金)に、5・6年生が、民間プールで着衣水泳を行いました。
今年も暑い夏休み。海水浴や川遊びに行くご家庭も多いでしょう。もしものときのために、着衣水泳を行い、どういった対応をすべきなのかを学びました。
服を着たまま着水すると、子どもたちは、「体が重たい。」「服がくっついて気持ちが悪い。」などと普段とは違う違和感を覚えました。
そんなときにどうすればよいか。
合言葉は「Uite mate(浮いて 待て)」です。合言葉はASEAN諸国で通用する日本語です。
大の字になって浮いてみましたが、1分間浮き続けられた児童は、ほんの数人でした。
現在、日本の救急車の到着時間について全国平均は、通報から約10分です。(令和7年1月24日付 「令和6年版 救急・救助の現況」:消防庁 より)
救助が開始されるまで、要救助者が少しでも長く浮き続けることができるよう、陸地にいる人たちが、ペットボトルやビーチボールなどの浮力の高いものを要救助者に投げ渡す必要があります。
児童たちも、実際にプールの中の友達に投げ渡してみました。
すると、ペットボトルを受け取った児童は、何もないときよりも長い時間、浮き続けることができました。
実際は、このような事態にならないよう、危険箇所には近づかないなど、危険に巻き込まれない行動が一番大事です。
楽しい水遊びが、楽しく終えられるようにするための、命を守る授業でした。